皆様初めまして、そらと申します。
ヤング・ブラザースの、劇とまったく関係ないブログ、
謎の男サイモン・ペッグ
おいでよフィンランド
やろうよアンスタ
ときましたが、続いては…
知ろうよ宝塚!!
またまたディープな内容でごめんなさい…
でも、わたくし、宝塚歌劇団のファンなんです!
皆様、宝塚、知ってますか?
なんかすごい羽つけて降りてくるやつ?
女性が男性を演じるやつでしょ?
ほぼ女性ファンなんでしょう?
ちょっと距離感あるし興味もない…
といった感じでしょうか。
あるいは、
男装女子かっこいいよね…
人生で一度は行ってみてもいいかも
テレビでちらっと見たけど格好よかった
と思われてますか?
書籍やブログ等、偉い人たちが書いた宝塚についての真面目な考察は幾らでもあります。
それなので、こちらでは、私の独断で宝塚の魅力を毎回1つずつ取り上げて語っていく連載をしたいと思います。
あなた様の宝塚に対するイメージを変えようなんて烏滸がましいことは思っていません。
事実に沿って、ただ愛してると叫んでいるだけですので、
・出発時刻になったのに電車が来ない
・待ち合わせ時刻になったのに相手が来ない
・シフトを勘違いして今日はバイトがない
・布団が自分を求めてる気がするから今日は1限がない
等、あなた様の人生においてなかったはずの時間が生まれてしまった時にでもお読みいただければと思います。
そして、こんな世界もあるんだな~~と思って頂き、つまらない上司との話のネタに詰まったときにでも使って頂けたら幸いです。
では、今回は「宝塚のスターシステム」について取り上げます。
花組、月組、雪組、星組、宙組。
5つの組から成り立つ宝塚。
それぞれに特色があり、トップコンビ(就任期間中ずっと主演を務めるコンビ)と約80名ずつの生徒(団員のこと)を携えて、それぞれ王国を築いています。
組ごとの特色については、また後日取り上げますね。
トップコンビ
1組あたりこんな人数がいます!
団員はすべて女性であり、半数ずつ男役と娘役を演じています。
男役には明確な序列があります。
男役たち
人気、実力等が加味されて劇団が決める序列です。
路線スターとして、
トップスター→2番手→3番手→…
と続いていき、脇役に別格ポジション(路線に乗れなかった生徒や落ちてしまった生徒)、老け役がいます。
娘役にも明確ではないけれど、順番があります。
トップ娘役を中心に据え、2番目、3番目…と続きます。
トップ娘役
通常、トップに近いほど多くの出番があります。
また、一度番手が確定すると、ある程度の期間は固定されます。
番手はお芝居やショーでの出番、イベントへ参加できるかどうか、雑誌やCD等での露出度等に影響します。
そのため、できればトップや路線スターになりたい、そうでなくても活躍したいと生徒は日々精進しています。
トップになるまでには、険しい道のりがあります。
まず、新人公演といって、入団7年目までの生徒だけで本公演と同じ内容を行う公演があるのですが、トップになるには、この新人公演で主演に1回以上選ばれることが必須条件になります。
本公演トップコンビ
新人公演主演コンビ
主演をするには、早い段階から劇団に目をつけられるような活躍が必要になります。
その後、本公演の合間に行われる別箱公演での主演を重ね、実力、人気、運が揃った時、晴れてトップスターとして本公演で主演務められるようになります。
ファンは、自分の贔屓が路線に乗ってほしい、できればトップになってほしい、そうでなくてももっともっと活躍してほしい、もしくは楽しく生きてほしいと思い、応援します。
応援とは、
・ご贔屓経由でチケットを買うこと
・ご贔屓の入り待ち、出待ちに参加すること
・お手紙を書くこと
・プレゼントを渡すこと
等です。
宝塚では、入り待ち・出待ちは「ガード」と呼ばれ、生徒が安全に劇場や稽古場へ出入りできるように守る役割になります。ファンクラブを掛け持ちしてはいけないという暗黙のルールがあるため、大抵は1人の生徒を退団まで応援します。
このように、厳格な、そして複雑な世界の中で、ご贔屓の成長を見守れることは、宝塚の魅力の1つなのではないかと思います。
完成したものではなく、可能性を愛で、投資しているのです。
ちなみに、私のご贔屓は煌羽レオさんです。ありがとうございます。
顔が天才ですね。ありがとうございます。
......すみませんでした
次回は、宝塚の豊富な演目について取り上げていきますので、お楽しみに♥
あ、興味持ってくださった方もそうでない方も、コメント欄に質問をくださったら次回から答えていきたいと思いますので是非!
1個もなかったらさみしいので、あなた!お願いしますね!
マイブームは職場で脳内妄想ミュージカル。