稽古場日記

稽古場日記 その10:ポッポ役 増田健一

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皆さん、初めまして。今回のブログを担当させていただくのは、役者の増田健一です。
普段は劇団コギトという団体で役者などをやっている、ただの大学生です。外部での出演は初めてです。

 

演劇に出会ったのは高校時代。一年生の頃の担任の先生が演劇部の顧問で、「文化部を探しています」と言ったら成り行きで演劇部に入ることになった、という感じでしょうか。正しい表現かどうかは微妙ですが。
そして大学に入っても演劇を続けて、今に至る。というのが僕の演劇人生をかなりザックリまとめたものです。

 

僕は、趣味でよくCDやDVDを借りています。現在も僕の部屋に5枚のDVDと4枚のCD がある訳ですが、DVDを見始めたのはつい最近のこと。
2年ほど前から度々CDを借りていたのですが、レンタル屋さんのDVDフロアに何気なく足を踏み入れてみたのが、大元のきっかけです。

 

そんな僕は、気付けば、アニメのDVDをよく見るようになっていました。その中でも、主にラブコメ系のものばかり。
自分でも趣味の偏り方がひどいとは思っています。映画も観ますが、やはり主にはコメディ。趣味全開ですね。
アニメの作品名を挙げると、『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』とか『中二病でも恋がしたい!』とか『この素晴らしい世界に祝福を!』とかです。
書き並べてみるとどれも主人公がハーレムな作品だということに気付きましたが、まあそれは元男子校の性ということで。

 

そもそも僕のコメディ好きは今に始まったものではありません。
高校時代、自分の高校がそういう劇ばかり作っていた影響がとても大きいと思っています。まあ男子校なんですけど。
それが、大学に入って、東京に出てきて、夜中のアニメを見るようになって、DVDを借りるようになって、助長されてしまったわけです。

 

まあでも、夜中にやっているアニメって、基本的には漫画やラノベが原作だったりするので、映画のコメディとはテイストだったり笑わせポイントだったりがかなり違う訳です。
これはあくまで個人の感想ですが、アニメは「デレ系」と「中二病系」の笑いが多いように感じます。
アニメって、絵で説明できる分、顔が赤くなったり、オッドアイ(カラコンなどで片目だけ色を変える、中二のよくやるアレ)などの描写が分かりやすいんですよね。実写だとCGでも使わない限り厳しいですし。

 

一方、実写映画では、シチュエーションで笑いを取りに行くことが多いように思います。恐らくそれはアニメを比較対象にしているからであって、アニメにもないわけではありません。
しかし、「慌てる」や「怒る」など、感情表現のリアルさは明らかに実写の方が上です。なぜなら生身の人間だから。
普通の人間に「怒りマーク」なんかつかないですからね。分かりやすくないからこそのリアルさと面白さがあると思います。

 

でも、面白いと思えるDVDって、「次、どうなるの?」って思えるものなんだなあ、というのは思いました。
これはジャンル関係なくです。例えば、演出さんから紹介されて観た、ベン・スティラー監督・主演の『LIFE!』という映画があって、その映画は主人公が世界中を旅する映画なんですが、それが本当に面白くて、2時間あっという間でした。
「次」が量産されていくタイプの映画です。ご興味のある方は是非。

 

僕が多く見ているのは、主にアニメの方です。何故かと言えば、再生時間が短いから。
一般的にアニメのDVDは一枚2話入りのものが多い印象があります。再生時間は50分くらいです。
映画は一本2時間くらい普通にかかるので、気軽にヘビロテできないと思っています。まあヘビロテする目的でDVDレンタルする人もそんなにいないかもしれませんが。

 

そんなわけで、アニメを大量に見ながら、現クールでTV放送中のアニメもリアルタイムで見ながら、声優さんの名前も覚えつつ(覚えたてなので誰が好きとかそういうのはないですが)、新たな趣味を開拓中の僕なのでした。

 

最後に、14日からの『ヤング・ブラザーズ』をよろしくお願いします!

 

『ヤング・ブラザーズ』

脚・演: 戸部矢三
2018年9月14日(金)〜16日(日)
@ ART THEATER かもめ座

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一橋大学劇団コギトOBを中心に結成された演劇団体です。

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