こんにちは、ヒラタクワガタのヒラタです。
今回はもいもいフィンランド最終回、題して「Moimoi（さよなら）」です。
というか、よく考えたら連載タイトルが「さよならフィンランド」なの、意味わかりませんが、何となく「もいもい」の響きが可愛いから付けただけとか、ヒラタがフィンランドを離れてはや3ヶ月、名残惜しさを表している…なんていう説もあります。
最終回の今回は、フィンランドと日本のつながりについて簡単に触れようと思います（ちょっと真面目なやつ）！
ムーミン
言わずもがな、ムーミン。
フィンランド出身の作者によって作られたキャラクターですが、アニメはなんと日本で作られたものなのです。
アルプスの少女ハイジとかと同じパターンですね。
そんなこともあってか、タンペレ（フィンランド第三ぐらいの都市）にあるムーミン美術館には、フィンランド語、スウェーデン語（フィンランドの公用語の一つ）、英語と合わせて日本語が書いてあります。受付のフィンランド人の方は「コンニチハ！」って言ってくれましたよ。
そういえば、今年1月のセンター試験（地理）でムーミンが出題されて、「ムーミンはムーミン谷のお話。フィンランドでもスウェーデンでもない」みたいな公式見解がありましたね。
Marimekko
女性の方ならご存知なのではないでしょうか。
フィンランドを代表するレディースファッションブランド、Marimekko（マリメッコ）。
ピンとこない方は、（権利の関係上画像を貼れないので）下のリンクからグーグル画像検索の結果を見てみてください。
わかりましたか？
これ、理由はわからないのですが、マリメッコ社が世界展開を図った結果、なぜか日本だけで大成功を収めまして、今ではフィンランドのビジネススクールで学ぶ典型的な「アジア展開の成功例」となっています。
つい最近はファストブランドのUNIQLOとコラボしたTシャツとかも出してましたね。
日本ではワンピースだと5万円以上するようですが、フィンランドでは2−3万円で買えます。
そのせいでヘルシンキのマリメッコの店舗には、全てに日本語が話せるスタッフがいるとかいないとか…
フィンランド人も謎がっていました。
余談ですが、「マリメッコ」という発音、日本人には何も問題ありませんが、英語圏の人には小さい「っ」が難しいとか難しくないとか。この撥音が入るのがフィンランド語の特徴でもあります。
音楽
メタルバンドとか好きな人は結構フィンランドのバンドも知っている…とは思うのですが、今回はメタルではなく変わり種をご紹介。
ノーラとペトラというフィンランド人の女の子二人、そして日本人のピンキーによる謎のユニット。
2017年のフィンランド建国100周年、2019年の日本ーフィンランド国交樹立100周年を記念して作られた曲。
そしてこの動画、在東京フィンランド大使館の人が踊ってるんです。
やる気があるのか無いのかよくわからないダンスですが、ぜひお聞きください。
注目点はやはり、サビの歌詞。
「恋に出会えたなら もいもいもいもい」ですよ。
え、どうゆうこと？？
日本の未来はWOW WOW 的な？？
ついに、今年11月にはフィンランドのテーマパークが開業へ
こんなに交流のある日本とフィンランドですが、
なんと今年11月、埼玉県に
「フィンランド人のライフスタイルを体験するアミューズメント施設」
なるものがオープンします。
なんなんですかそれ？
その名も、
Metsä
フィンランド語で、森という意味です。
確かに、飯能の森の中に作られたのですが…。
フィンランド人に見てもらったところ、
「スウェーデンとフィンランド混ぜた感じ」
と言われました。その感じがよくわかりません…。
テナント一覧をみたら…
左上！
スウェーデン語やん
なるほどね。
ちなみに下段真ん中のロバーツコーヒー。
ヘルシンキにいたときにめっちゃお世話になってたので懐かしいです。
シナモンロールも提供されるみたいで、めっちゃ楽しみですね
いかがだったでしょうか。
来年はフィンランドとの国交100周年ということで、様々なイベントが企画されているようです。
そちらも目が話せないですね。
それではまた、いつか。
もいもい！
（フィンランドを発つ前日に撮った写真）
ヤンブララジオのDJ、ヒラタです。基本ラジオではツッコミ担当です。最近までフィンランド に住んでいたとか。男です。